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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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「屋敷が上昇し切る前までにスイーカの兵器組換石を破壊出来る可能性は、 私の力だけでは…ゼロに近いかもしれない。 可能性を高めるには、数人で、協力して攻撃を仕掛けることが必要に思える。 さすがのスイーカでも、相手が複数ならば、てこずるはず。 隙が生まれ、根に一撃を加えられるかもしれない。 …エリィナ達の助けが得られないものだろうか」 私は庭を見下ろした。 兵達とプラチナ像が激しく闘っていた。 戦況は…、 戦闘開始時と変わっていないようだ。 倒れている兵も、兵器組換石を破壊されたプラチナ像も見当たらない。 互角に戦闘を行っている― い…いや、違うぞ。 彼らの攻防を目を凝らして確認すると、 若干、兵達が押されている…。 プラチナ像側の勢いに負け、庭の端の方にじりじりと追い込まれているようだ。 これは…。 そ…そうか。 向こうの方が…数が多いのだ。 兵達は20人ほどだが、プラチナ像は30体を超えている。 その上、その一体一体が強力な兵器化をしている。 スイーカと同じか、それ以上の、とんでもなく厄介なレベルに…。 劣勢は…避けられない。 「兵を数人、呼んできましょうか、博士」 「い…いや、 戦況を見ると…、とても兵達に助けを求められない…ぞ。 彼らはプラチナ像側に押されている…。 1人もやられていないが、それは、 ショーゲキソードを振るって、互いを守りあっているからだと感じる。 そんな状況の彼らを1人でも私達の方に引っ張ろうものなら、 ほころびが生じ、保たれてきた均衡が崩れる恐れがある。 そうなったら…最期に思える。 兵達がやられ始め、プラチナ像側がどんどん有利になっていく。 スイーカを倒せた頃には、庭にいた兵の大半がやられている可能性も…。 残った私と兵は複数のプラチナ像に強襲され― 屋敷内に入る前に…全滅だ…ぞ。 それは…避けたい。 スイーカとは引き続き…、私1人で闘う必要がある。 く…、どうしたものか」 コメントを投稿する
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男性
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博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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