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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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ビュゥ! 私は屋敷2階の窓に向かって急加速した。 次のプラチナレーザーが放たれるまで、それほど多くの時間は残されていない。 すでにプラチナの壁が輝き出し、その輝きが一点に集まり始めている。 窓枠の侵入防御システムの破壊を急ぐのだ、私よ! ビュゥゥゥ! 私の体が急速に窓に迫る。 距離が縮まるにつれ、 キィ…。 窓枠の放つ紫の光が強まっていく。 侵入防御システムが衝撃波を放つ準備をしているのだ。 前回はあと少しのところでプラチナレーザーを放たれ、一撃が届かなかった。 今度はその時よりも鋭く突っ込み、窓枠を砕くぞ! 私は右足を先にし、 ビュゥ! 急激に速度を高め、窓枠の下部分に向かって突っ込んだ。 右足の裏が窓枠に届く寸前― キィ…。 窓枠が紫の光を急激に強め、 ボォォォォォ! 私の足に向かって激しく衝撃波を放ち始めた。 ぐっ…! す…凄い圧力だ。 押し戻される…! い…いけない、それでは。 攻撃が届かなかったら、再びプラチナレーザーの餌食だ。 この至近距離では回避をまともに出来ずにプラチナレーザーを食らってしまう。 押し返すのだ、衝撃波を。 そして届かせるのだ、右足の一撃を! 私は窓枠に向かおうとする意志を高めた。 押されていた体が止まり…、 ゆっくり窓枠に向かい始める。 よ…よし、衝撃波を押せている。 あと少しで足が窓枠に届きそうだ。 しかし、数m下の壁の一点に、プラチナの輝きが大分、集まってきている。 プラチナレーザーが放たれるのも時間の問題だ。 ま…間に合うだろうか。 プラチナの輝きは…、 すでに90%以上、集まっているように思える。 ヤバい…、 このままでは間に合わないぞ! 私の体よ、もっと速く窓枠へ飛ぶのだ。 窓枠に突き刺され、右足よ! うおお! 私の意志の高まりを受けて、左手のガントレットが輝きを放つ。 ゴォ! 私の体が窓枠に向かって加速した。 右足の裏がまぶしく紫の光を放つ窓枠に迫り― ドォン! 直撃した。 コメントを投稿する
<<狙われた未来予測システム第239話…突破出来るか、侵入防御システム…2 | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第237話…突破出来るか、プラチナレーザー…3>> | プロフィール
HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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