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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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ビュ! 蹴り上げた瞬間、 親指部分に付着していた粒子が、 はがれ、 弾と化し、 凄い勢いでソージキへ向かって、 飛んだ。 ソージキの浮上速度は、凄まじいものがある。 飛んで追いかけたのでは、近付くことは不可能だ。 しかし、足の粒子の欠片ならば、 空気中をただよう粒子を固めた軽量のそれならば、 ソージキの浮上速度以上の速度を出させることも不可能ではないはずだ。 蹴り上げて、初速を出させ、 意志力でその速度を高めれば、可能になるはずだ! 行け! 私は、飛ばした粒子の欠片に意志力を集中させた。 ビュ…ン! 加速し、ソージキに近付き…、 並走した。 よし、なんとか、出たぞ。 しかし、凄い速度…だ。 ソージキは、ヘッドが地面にあるため、ホースを伸ばしながら、上昇しているのだが…、その状態であっても、まるで推進力が低下していない。 この速度で、あの欠片を的の小さな兵器組換石に当てなければいけない…。 命中させるのが困難に思える。 しかし…、 絶対に、 当てる…ぞ。 外したら、致命的だ。 この体の状態で、上空からの攻撃に応戦しなければいけなくなるのだ。 掃除用粒子によって、軽く吹き飛ばされてしまうだろう。 そして、ヘッドが自由となる…。 かなり、厳しそうだ。 それに…、 サファを渡したくない。 ソージキを操る人間に、優しさはなさそうだ。 渡したら、酷使されることになるだろう。 悲しませることになる…。 サファの泣き顔が浮かんだ。 …絶対に、 命中させる。 うぉぉぉ! 当たれぇぇぇ! ブゥ…。 私の意志を受け、 左手のガントレットが強い光を放った。 次の瞬間― ビュン! 欠片がソージキへと急激に角度を変えた。 そして― キィィィン! ソージキ内部の 兵器組換石を 貫いた。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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