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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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私は、体の力が抜け、膝を地面についた。 ブゥ…。 ヘッドに刺さっていた粒子の棍棒が、力を失い消滅した。 ズゥゥゥ…。 ソージキが元に戻り始める。 伸びていたホースが、ヘッドを引きずりながら縮んでいく。 尖っていた本体が丸みを取り戻していく。 ソージキが兵器でなくなっていく姿を見ながら、私は思う。 ソージキ…。 恐ろしく強かった…と。 もし粒子の欠片が狙いをそれていたら、私は負けていただろう。 「博士! 大丈夫ですか?」 左手のガントレットから、ホログラフィを現し、サファが心配そうに言った。 「ヤバい感じがしてくるぞ。 頭がフラフラする。 ソージキに回され過ぎてしまった…」 私は、両手を地面につけ、苦しげに言った。 「そんな…」 「でも、大丈夫だ。 治療を行うぞ」 私はそう言うと、右手を前にかざした。 ビュゥゥゥン。 周囲に風が起こり、 その流れが、私へと向かった。 私は口を開け、 受け止める。 口の中に、 液体が満ちていく。 …よし。 一定量がたまった。 私は、そう判断すると、 流れを止め、 それを― 飲み込んだ。 その瞬間、 私の体が、癒され始めた。 「この周辺に存在する、栄養成分を体内に取り込んだ。 しばらく休めば、全快だ」 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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