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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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ジイールはそう言うと、壁に飾ってあった、剣を外し、手に持った。 「これは、レプリカの剣だ。 切れ味のない、ただの飾りものさ。 武器としては、心許ない。 しかし、 兵器組換石を埋め込むと…どうなるかな?」 そう言い、ズボンのポケットから紫色の石…兵器組換石を取り出し、 剣のつばに、近付けた。 ボォ…。 紫の光を放ちながら、剣の中へ、吸い込まれていった。 「…これで、この剣は、強力な兵器と化した。 君は、ここで果てるのが、決定づけられた。 コードよ。 打ちのめされたくなければ、僕に未来予測システムを渡すんだ。 そして、僕の計画に協力しろ。 僕に使われるのだ。 …君には、その選択しか残されていない」 ジイールが切っ先を私に向けながら言った。 その剣を見て、私はたじろいだ。 紫の光がほとばしっている…。 凄い、力を感じる…ぞ。 今までとは、違う…。 ジイール本人が、本気で戦いを挑んでくるのだ。 とても勝てる感じが…してこない。 素直に従った方が良いように思えてくる。 しかし…、 「国家転覆に、加担することなど出来ない…ぞ」 私は弱気を無理矢理消し、返答した。 「私は、王に忠誠を誓っている、のだ。 この国は、争いの絶えない地だった。 隣国との戦争、そして、内乱が絶えなかった。 それを治めたのが、今の王なのだ。 民は皆、不自由なく暮らすことが出来ている。 昔のように、震えながら、生きている民はいない。 民思いの、優しき王なのだ。 …そんな王を討つことに加担などしたくない。 未来予測システムを渡すことは…出来ない。 私は…、 お前を止める」 コメントを投稿する
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HN:
コード
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男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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