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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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キィィィン。 ジイールの剣が、紫の光を強く放った。 その光が消えた後、じわりと、赤みを帯びた黄色が抜けていく…。 そん…な。 これ以上に、強力な兵器化をするというのか。 止めなければ。 しかし、薄目でしか周りを確認出来ない状態なのだ。 攻撃を仕掛けても、軽くあしらわれるのが関の山だ。 …いや、しかし。 どちらにしろ、待っていても、強力な兵器化をした後の剣で、軽くあしらわれる運命なのだ。 いっそ、玉砕覚悟で…突っ込むか。 剣から色が完全に抜けた。 ジイールは、剣に意識を集中しているように思える。 今しか…ないように思える! ダッ! 私は、勢いよくジイールに向かって、跳ねた。 10m程の距離― 数歩で、目の前だ! 当たれ! うおお! ブゥゥゥン! 私は、渾身の力を込め、棍棒を振り下ろした。 シュ! 周囲に、鋭い風切り音が響く。 手応えが…ない。 私は、棍棒の先を見た。 棍棒が、ジイールに、届いていない。 2m程の距離があった。 「ちっ。 凄まじい衝撃波、来たよ」 早く、振り下ろし過ぎた…ぞ。 コメントを投稿する
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男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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