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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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私はジイールの鋭い眼光に気圧されながら、 「くっ。 身近にいたか。 世界は広い…。 確かに、お前のような野心を持った人間はいそうに思える」 声をもらした。 「分かってもらえたか。 ホワットコガーが王である愚かさを。 僕に従い、王にするのだ」 ジイールが私に言った。 私は首を横に振り、 「…違う。 違うぞ! ジイール、お前の言っていることは圧倒的に間違っている。 ホワットコガーが王であることは…、 正しいのだ。 アレク様が王になってから、我が国の全ての人は平等となった。 身分の差がなくなり、互いを尊重しあえるようになり、平和となった。 王に、人でない生き物を置くのは、国が平和であるために必要なことなのだ。 間違っているのは、お前のような人間の中にある…支配欲。 それがあるからいけないのだ。 他国がそれにより乱れ、我が国の支配に動くなら、 我が国は、その支配欲を持つ人間を倒すだけだ。 お前がこの国を支配して王になり、戦乱へ導こうというのなら、 それを…止める!」 私はジイールをにらみ、叫んだ。 「分からない奴め…。 話をしても無駄なようだね。 今度は先程のようにはいかない。 残酷に…痛い目にあわせてやる…よ。 自分の選択が間違いだったということを…思い知らせてやるよ!」 ジイールはそう言うと、屋根をすり抜け、屋敷の中へと消えた。 屋根に一時的に穴を開け、中に入ったようだ。 今はふさがれている。 あの屋敷は、兵器組換石の制御下にある。 そのようにしてすり抜けるぐらい、容易なことなのだろう。 「博士! 下を、庭の方を、見て下さい!」 サファが叫ぶ。 私は慌てて、屋敷の庭の方を見た。 所々から、紫の光が…。 徐々に数が…、 増えていくぞ! コメントを投稿する
<<狙われた未来予測システム第186話…庭からあふれる紫の光 | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第184話…再び、ジイールの屋敷へ>> | プロフィール
HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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