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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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私の言葉に、エリィナが照れくさそうな表情を浮かべる。 「いや…。 間に合って良かった。 …そうだ。 私のことより、お前だ。 城門の上から、お前を見たのだが…、 ショーゲキソードなしで、激しく闘っていた。 空を素早く飛び、 虚空から、武器を生み出していた。 一体、どんな仕組みなんだ」 エリィナが私に聞いた。 私は左手を少し上げ、 「ガントレットに意志力エネルギー変換システムを搭載したのだ。 その力で、周囲の粒子を操作して、戦闘を行っていた」 エリィナにガントレットを見せながら答えた。 「意志力エネルギー変換システム…。 確か…、 数年前に、お前が開発した…」 「うむ。 それを護身用にと思って、粒子操作機能とともに、ガントレットに組み込んだのだ。 …エリィナ、下を。 プラチナ像が、飛び上がってきそうな気配だ」 「プラチナ像…?」 エリィナがつぶやき、庭でうごめくプラチナ像に視線を移した。 私はプラチナ像をにらみ、 「ジイールは、城を落とすために、 庭のプラチナ像に、兵器組換石を埋め込んでいたのだ。 プラチナ像の全てが、強力な兵器と化している」 エリィナに庭のプラチナ像のことを説明した。 エリィナが額に汗を浮かべ、 「凄い数だ…。 30体以上はいる。 兵を連れてきたが、こちらは私とお前を含め、二十数名…。 数の上で…、向こうの方が有利だ。 それでいて、強力な兵器化…か。 かなり厳しい闘いに…なりそうだ。 コード…。 あのプラチナ像に弱点はあるのだろうか」 私に聞いた。 「紫に輝く石…、 兵器組換石を破壊すれば、元のプラチナ像に戻る」 私はプラチナ像からもれる、紫の光を見て、答えた。 エリィナが、庭のプラチナ像を見つめる。 「紫の光…。 あれだな。 よ…し。 私達、兵は、プラチナ像を抑える。 その間に、コード、お前は、建物内に侵入して、 屋敷の浮上を、止めて欲しい」 コメントを投稿する
<<狙われた未来予測システム第203話…エリィナと、ジイールの屋敷の上…2 | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第201話…ショーゲキソードの風>> | プロフィール
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コード
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男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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