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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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開発室から出ると、窓から外が見えた。 私の開発室は、研究開発施設の3階に位置している。 建物が高台に作られているため、町並みを一望することが可能だ。 国王のおられる城や、各所にエネルギーを供給する力石施設などを見ることが出来た。 私が行く予定の食事施設も見える。 よし、行くぞ。 私は、下へ降りる階段へと向かって歩き始める。 すると、突然、私の後ろで、振動音がした。 ブブゥ。 何の音だ? おかしいと思い振り向くと、私の開発室のドアが震えている。 ドアが振動? 振動する理由が思いつかない。 なぜだ? 原因を調べようと思った時、ドアの振動が激しくなった。 そして、大きい音ともに外れ、通路に倒れた。 「!」 ドアが外れるほどの振動? 「博士。 ドア内部で、構造の変化が起こっているようです」 サファは、未来予測に特化したシステムであるが、周辺の情報を分析する能力もあるのだ。 「構造の変化…。 なぜ、そんなことが?」 考えようとした時、ドアが急に起き上がった。 四隅の角が震え、鋭利に尖る。 角が痛そうになった。 何か嫌な予感を感じるぞ。 私のその予感は的中した。 上部の角を手のように前に構えながら、下部の角を足のように使い、私に向けて、走り始めたのだ! こいつ! 攻撃をしてくるのか!? 私は、とっさに避けた。 尖った上部の角が床に突き刺さる。 破砕音とともに、床が吹っ飛んだ。 私は、その欠片を受けまいと、思い切り跳躍する。 ぐっ! 凄い衝撃だ。 私は受け身をとって、立ち上がる。 「博士! 大丈夫ですか?」 「ああ。 しかし、こいつ、なぜ攻撃をしてくるのだ?」 私が、その疑問を口にした時、ドアが大きく震動した。 そして、 「未来…予測…システムを…よこせ…」 不明瞭な声で、そう答えた。 「なっ!」 こいつ…。 未来予測システムを狙っているのか! しかし、なぜ! 私は、開発したことがばれないよう、気を付けていたのだ。 おかしいぞ! コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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