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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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一歩踏み出すや否や、ドアが、ドアノブを伸ばしてきた。 ギュン! 私は、左に跳躍して避ける。 ギュゥゥゥン! しかし、避ける私を追いかけ、ドアノブが迫ってくる。 「っ!」 粒子の棍棒を構え、受け止めるが、すさまじい回転の力により、後方へ弾き飛ばされた。 体勢が崩れるが、足の粒子を操作し、なんとか足から着地する。 一息つきたいが、私にめがけて、さらにドアノブが追撃してくる。 ギュン! 当たってたまるか! 私は、足に粒子を集め、足の裏で、その突きを受け止める。 ギュゥゥゥン、ギュン! その力の強い突きにより、さらに後方へ飛ばされた。 「ぐはぁ!」 ズザァァァ! 背中から着地する。 「っ!」 擦れ、痛みがはしる。 私は、とっさに足に付着していた粒子を背中へと伸ばし、ダメージを抑える。 体を起こし、ドアの方を見ると、その大きさが、小さく見えた。 近付くつもりだったが、逆に距離が開いてしまったぞ。 ドアノブの攻撃は恐ろしい。 受け止めてしまったら最後、弾かれるという運命が待っているようだ。 なんとか避けて近付きたいが、巧みに体を重力制御し、ドアノブを振り回してくる。 かわし切るのは困難に思える。 近付けないのならば、粒子を飛ばし、遠距離から攻撃するという手はあるが、威力が落ちてしまう。 決定打を与えられない。 どうしたものか? …。 しゃがみ込む私の足から、半透明の粒子が揺らぐ。 …危険だが、これを使うしかあるまい。 私は、そう決意し、空を見上げるのだった。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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