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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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「た、種攻撃が?」 私は顔を上げ、スイーカの方を見た。 数m先で私に実の穴を向けて浮いていた。 ヤ…ヤバすぎるぞ。 私は今、体がしびれて十分に動けない状態なのだ。 そんな時に至近距離から高速に種を撃ち出されたら、 回避も防御も出来ず、もろに食らってしまう! ど、どうすれば…。 私は額から汗を流しながら、実を眺めた。 実の穴が…くっきりと見えた。 どうやら、目に入った土を大分、洗い流すことが出来たようだ。 しかし…、この状態ではせっかく見えるようになっても…。 い…や、待てよ。 で…出来ることがあるぞ! ソージキとの戦闘の時のように、棍棒を飛ばして穴に突き刺すのだ! これくらい目が回復すれば、正確に穴の中に棍棒を飛ばすことも可能なはず。 成功すれば、種の発射を阻止することが出来る。 うまくいけば実の動きを止めることも出来るかもしれない。 そうすれば…根に一撃を届かせることも! 種が撃ち出される前に、急いで棍棒を飛ばすのだ、私よ! 私は腕を震わせながら、棍棒を体の前に持ってきて、 その先端を実の穴に向けた。 その時、 カチ! 実の中から音が響いた。 ヤ…ヤバい。 穴に種が装填されたのだ! まもなく種が撃ち出されるぞ! そ、その前に棍棒よ! 穴に突き刺さるのだ! ビュン! 私の意思を受け、棍棒が弾かれたように実に向かって飛んだ。 一直線に凄い勢いで飛んでいき― キィィィン! 鋭く穴に突き刺さった。 ドォォォン! わずかに遅れて実から激しく音が響く。 実の内部で種が炸裂したのだ。 実が後方に落下し、 ドォン! 轟音を響かせて地面に落ちた。 コメントを投稿する
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博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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