×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
| |
| |
エリィナが首をひねり、 「王達の表情…。 そうだったかな。 思い出してみると、そこまで真剣な表情をしていなかったような…。 王達以外の、普通のホワットコガーの表情と大差なかったような感じがする。 コリィンは王達の言葉を、真実味あふれる口調で伝えていた。 私達は、その自信ありげなコリィンの雰囲気にのまれ、まんまとだまされたのではないかな」 言った。 私はエリィナをにらみ、 「エリィナ。 何を言うか。 王達の言葉が本当だったらどうする。 あの王達の民を想う優しき想いが。 それを無下にしようというのか。 愚か者め」 叱った。 エリィナはムッとした表情となり、 「確かに本当だったら、いけないが…。 でも、コード。 考えてみろよ。 私達、この国の人間は、昔からホワットコガーと関わりを持ってきた。 神聖な動物…、この国に平和をもたらす生き物とあがめ、一緒に暮らしてきた。 国民の一部は、ホワットコガーを家族とし、生活をともにしている。 しかし、 そんなに身近に、古くから暮らしているのに、 ホワットコガーと人が意思を通じ合わせたという例は、一度も聞いたことがないのだぞ」 私に言い返した。 「それは…」 私は何も言葉が出てこず、口ごもった。 コリィンが、私の前に歩み出て口を開く。 「アレク王は、幼き頃、先代の王と一緒に暮らしていたのです。 人の上に立つ、王としての素養を身に付けていても不思議ではありません。 人の王になるには、人の言葉の理解が必要であると考えられ、勉強されたのではないでしょうか」 コメントを投稿する
<<狙われた未来予測システム第182話…コリィンが伝えた王達の言葉…3 | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第180話…コリィンが伝えた王達の言葉>> | プロフィール
HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
最新記事
(04/09)
(01/14)
(01/04)
(11/14)
(10/31)
(10/18)
(10/01)
(09/18)
(09/07)
(08/29) カテゴリー
広告
リンク
検索順位アップなら相互リンク∞
オススメのネットバンクは? @相互リンク 三度の飯よりアルバイトが好き! 楽しく学べるおケイコでスキルもアップ 人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう ウソのような世界のおもしろ法律これホント?! 相互リンクサーフ FX(外国為替証拠金取引) 各FX会社の比較からシステムトレードまで、初心者向けのFX情報サイト。 他の作成中ブログ
広告
|