×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
| |
| |
落下途中にあった私の体が、急にテーブルに向け角度を変える。 そして、振動する粒子をまとった右足が、テーブルを襲った。 バァン! 耳をつんざかんばかりの打撃音が食事施設内に響く。 テーブルが床に激しくぶつかって跳ね、奥の壁まで吹っ飛んだ。 私は、蹴りの衝撃により、強く弾かれる。 体勢を崩しながら、なんとか足からの着地に成功した。 強いダメージを与えられた感じがする。 高い位置から落下しながらの蹴りだ。 私は、衝撃にしびれる体を立たせ、テーブルの方をにらんだ。 壁際で倒れたテーブルを確認する。 動かない。 兵器組換石の破壊に成功したのだろうか? 違ったようだ。 ガタガタと音を立て、テーブルが起き上がった。 しかし、効果的なダメージにはなったようだ。 所々がひび割れている。 そして、 キィィィ…ン。 そのひび割れた隙間から、紫色の光を放つ兵器組換石が顔をのぞかせている。 おお…! 兵器組換石の位置が分かった。 テーブルのちょうど中心だ。 あれを破壊出来れば、良いぞ! 私がそう喜んだ時だった。 「博士! 周辺の磁力が高まっています! 注意が必要です!」 サファが、声を上げた。 「何だと? テーブル…。 まだ、何かしてくるのか? ヤバい感じがしてくるぞ!」 喜びから一転、私の体が不安で震えるのだった。 コメントを投稿する
この記事のトラックバックURL: <<狙われた未来予測システム第38話…テーブルの足の付け根の磁力、高まる | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第36話…テーブルとの距離>> | プロフィール
HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
最新記事
(04/09)
(01/14)
(01/04)
(11/14)
(10/31)
(10/18)
(10/01)
(09/18)
(09/07)
(08/29) カテゴリー
広告
リンク
検索順位アップなら相互リンク∞
オススメのネットバンクは? @相互リンク 三度の飯よりアルバイトが好き! 楽しく学べるおケイコでスキルもアップ 人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう ウソのような世界のおもしろ法律これホント?! 相互リンクサーフ FX(外国為替証拠金取引) 各FX会社の比較からシステムトレードまで、初心者向けのFX情報サイト。 他の作成中ブログ
広告
|