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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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ビュゥゥゥ! 私の体がジイールのプラチナの屋敷に向かって降下していく。 ジイールの屋敷は、丘の中間の高さまで浮上している。 早く止めないと、ヤバいぞ! 「博士! 気を付けて下さい! ジイールさんは、きっと色々な手段を使って妨害してきます!」 目立たないよう数mmの大きさになっているサファが耳元で言った。 「ああ、そうだな。 しっかり気を付けたいぞ。 何をやってくるだろうか…」 私がつぶやいた時、 「戻って来たね、コード」 下から声が響いた。 私は止まり、声がした方を見下ろす。 ジイールが屋敷の屋根の上に立って、私をにらんでいた。 「ジイール! 屋敷を止めろ! 今すぐ、地面に戻すのだ!」 私はジイールに大声で言った。 「嫌だね。 この屋敷で城を踏みつぶし、この国を僕の手中におさめるのだ。 城に行って君は感じなかったのかい。 今の王の支配力の無さを。 ホワットコガーであるアレク王は、玉座でくつろいでばかりだ。 それでは世界征服という野心を持った他国に…、 この国を奪われてしまう。 先に支配しようという気持ちを持った王でないといけないのさ」 「馬鹿な。 世界の全ての国々が、王を人でない生き物にすると決めたのだぞ。 当時、王であった全員が納得し、協調したのだ。 そんな支配を企む国など…」 「確かに、各国の王は納得したようだ。 でも、民の方はどうかな。 他国に納得していない民がいたら、 世界征服という野望を抱いている民がいたら、どうする。 その民は、無理矢理、王になり、他国の支配に動くだろう。 だから僕が王になり、先に他国を支配してやるのさ!」 「そんな…。 世界征服を企む者など…」 「いる! 現に、この国にもいるのだ。 その野望を持った…、僕がね!」 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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