×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
| |
| |
ぐっ! プラチナレーザーを受けた衝撃で、 私の体が、宙をでたらめに回転しながら上がる。 十数m上がったところで止まり、 屋敷の庭に向かって、頭から落下を始めた。 ビュゥゥゥ! 「博士!」 サファが、落ちる私を追って、叫ぶ。 私は体勢を直して空中で静止しようと、両足の粒子を操作した。 だが、 プラチナレーザーの攻撃で、全身がしびれ、 気を取られて、意志を保てず、 ビュゥゥゥ…。 ドッ。 背中から地面へ落ちた。 「は、博士!」 サファが悲鳴を上げる。 私はよろよろと上体を起こし、 「大丈夫だ、サファ。 落下によるダメージは大きくない。 多少、落下速度を落とすことが出来た。 左足にプラチナレーザーの直撃を受けたが、 粒子で覆っていた所だ。 大分、体がしびれたが…、 今は動かせるようになってきている」 言って、立ち上がった。 「そうですか。 良かったです」 サファが安心した声で言った。 私は表情を険しくし、口を開く。 「かなりヤバいぞ。 あのプラチナレーザー…、 向かってくる速度がとんでもなく速い。 放たれた、次の瞬間には、 私の目の前だった。 少ししか体を動かせず、直撃を食らってしまった。 避けることが、かなり困難だ。 避けることが出来なければ、中に入れずに終わる…ぞ。 それに…」 私は周囲を見回した。 バサッ、バサッ。 グゥゥゥ…。 ゴロゴロッ。 こちらに向かって距離をつめる、プラチナ像の姿があった。 「プラチナ像が、完全に活動を始めている。 もう待っては…くれなさそうだ。 プラチナレーザーに再び挑む前に、 私は…」 私はうつむいた。 「そんな…」 サファが泣きながら、つぶやく。 次の瞬間、 バサッ! グゥゥゥ! ゴロゴロッ! プラチナ像が、一斉に私に襲いかかってきた。 コメントを投稿する
<<狙われた未来予測システム第195話…迫る、たくさんのプラチナ像 | ブログトップ | 狙われた未来予測システム第193話…恐るべき、プラチナレーザー>> | プロフィール
HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
最新記事
(04/09)
(01/14)
(01/04)
(11/14)
(10/31)
(10/18)
(10/01)
(09/18)
(09/07)
(08/29) カテゴリー
広告
リンク
検索順位アップなら相互リンク∞
オススメのネットバンクは? @相互リンク 三度の飯よりアルバイトが好き! 楽しく学べるおケイコでスキルもアップ 人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう ウソのような世界のおもしろ法律これホント?! 相互リンクサーフ FX(外国為替証拠金取引) 各FX会社の比較からシステムトレードまで、初心者向けのFX情報サイト。 他の作成中ブログ
広告
|