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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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「システムを…よこせ…」 そう言いながら、開発室のドアが、尖らせた角を足のように使い、私に近づいてくる。 このドアは何の変哲もない、普通のドアだったのだ。 通路と開発室を隔て、私のプライベートな開発を助けてくれていたドアだ。 それがなぜ、私を襲い、サファを狙うドアになっているのだ? …。 分かったぞ。 サファは、このドアが内部構造を変化させていると言った。 私を襲ってきたことから、攻撃的な変化していると言える。 そんな技術が開発されたことを、私は、少し前に聞いたことがある。 兵器組換技術。 兵器組換石を使い、物の内部構造を組み換え、兵器に変えてしまう技術だ。 この技術を使えば、ドアを兵器に変え、襲わせることも不可能ではない。 また、サファのことがばれたことも説明がつく。 変化させたドア越しに、未来予測した場面をのぞき見られてしまったのだ。 しかし、誰がそんなことを? 兵器組換技術の開発には、研究開発機関の上層部数名が関わったと聞く。 怪しいとしたら、彼らに思える。 しかし、この技術は、法律により、禁止されたはずだ。 悪用された場合、危険だからだ。 それを知っているはずである。 その法を破り、使用しているというのか? 「よこせぇぇぇ…」 ドアと私との距離は、わずかになっている。 誰が犯人かを考える時間は、与えてくれなさそうだ。 「博士…。 私は、狙われているのですね」 サファが、心細そうにつぶやく。 「ああ。 誰かは分からないが、無理矢理でも奪おうと考えている奴がいるようだ。 …心配するな。 こんな事態を想定して、準備をしていないわけではない。 お前は、絶対に渡さん」 私がそう言うと、左手のガントレットが輝き始めた。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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