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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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ビュゥゥゥン! 私の体が勢いよく、飛び上がる。 上から降りそそぐ掃除用粒子を避け、 力の限り、飛ぶぞ! 速度を高めれば、相手の隙をつけるかもしれない。 「来るか。 おとなしく未来予測システムを渡しておけばいいものを…。 痛い目を見ろよ」 浮上する私の耳に、ソージキの声が響く。 そして、ヘッドがホースを伸ばし、急降下してきた。 私の横に向かって伸びている。 くっ! また、吸い込みをかけ、私をソージキ本体から離す気だな。 そうはいくか! うおお! 私の意志よ! 限界まで高まれ! ブゥ…ン。 ガントレットが輝きを増す。 そして、足に付着した粒子が激しく揺らぎ、 上昇速度が加速した。 ビュン! 視界の端に見えていたヘッドが、 一気に下に消えた。 …よし。 振り切ることが出来た。 ソージキも間近だ。 後少しで、攻撃が出来るぞ! 「愚かめ…」 そう思った私に、ソージキがさげすむような声をかけた。 その言葉のすぐ、浮上する私の体が、勢いを止めた。 なっ! 浮上しなくなった! これは…。 周りを見ると、掃除用粒子が下に向かって流れていた。 ヘッドが、10mほど下から吸い込みをかけているのだ。 ヘッドめ! 簡単に逃してくれないか。 上に飛べ、私よ! 私は、もがく。 ボォォォ! そんな私に、さらに力がかかった。 ソージキ本体が、私の頭上まで移動し、掃除用粒子を当ててきたのだ。 下に向かう力が二重に発生している…。 そう思った瞬間、私は凄まじい速度で、急降下した。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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