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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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やった…か? 私は、頭上のソージキを凝視した。 キィ、ィ、ィ。 紫の光が激しく明滅する。 …っ! ま、まぶしい! 私は、右の手の平で顔を覆った。 くっ。 まぶしいからといって、目を背けたら駄目だ。 ソージキが攻撃をしかけてくるかもしれない。 私は、指と指の間に隙間を開け、そこからソージキの様子をうかがった。 集中しろ、私よ。 キィ、ィ…。 しばらくして、光が弱まり始める。 どう…なったのだ? 私は、右手を顔から離し、ソージキをにらんだ。 光が完全に…消えた。 そう認識した時、 ソージキが、落下を始めた。 ヒュゥゥゥン! ソージキが、力を失った…。 粒子の欠片が、 確かに、 兵器組換石をとらえていた…のだ。 「コー…ドォォォ!」 ソージキが怒声を放ちながら、落ちてくる。 いかん。 ここにいてはぶつかってしまう。 私は、慌てて横に跳んだ。 バァン! ソージキが地面に衝突する。 その衝撃でソージキの外殻がひび割れ、砂煙が巻き上がった。 …それがおさまった後、 ボロボロになったソージキが姿を現した。 その割れた隙間から、弱く明滅する紫の光がもれる。 そして、 「お前ぇぇぇ…」 細々とした声がもれた。 まだ、兵器組換石が…生きている。 私は、警戒を強めた。 その私の耳に、 ピ、キィン! はぜる音が、響いた。 そして、 ソージキの中から、もれる光が、 完全に、消えた。 ソージキの兵器組換石が、砕けた…ようだ。 ソージキとの戦いが終わった…ぞ。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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