「サファ。


50億年後の未来予測を頼む」


私は女性型未来予測システムのサファに言った。


「了解しました。


これより未来予測を開始します」


彼女は祈りを捧げるかのように、胸元で手を握り締めた。


彼女の体が、やわらかな光を放つ。


ブゥゥ…ン。


「未来予測が完了しました。


映像を投影します」


彼女はそう言うと、手を前にかざした。


幻想的な光があふれ、開発室内を舞った。


そして集束し、ホログラフィが現れた。

黒ひげ危機一発NEWパッケージ

「黒ひげ危機一発」


「黒ひげ危機一発？」


「はい。


未来には、黒ひげ危機一発というおもちゃがあるようです」


「ほう…。


どのようにして、楽しむのだ？」


「剣をタルの穴に、順番に刺していきます。


運が悪いと、突然、黒ひげ人形が飛んでしまうのです。


そのスリルを楽しむようです」


「それは、怖いぞ！」


飛ぶか、飛ばないか、分からないのだ。


いきなり飛んだ時、私は、自分を御することが出来るだろうか？


かなり困難と言える。


黒ひげ危機一発。


未来には、驚くべきおもちゃがあると感じた。

黒ひげ危機一発 パイレーツ・オブ・カリビアン

アンパンマン アンパンマンのドキドキアンパンチ!