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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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「僕は残酷だよ。 君がうなずかないからさ。 至近距離から、タマーネギの風が、吹きつけるよ!」 ダッ! ジイールは言うと同時に、私に向け、走りだした。 そして、私の1m程手前で止まると、 剣を私の背中にかざし、タマーネギの風を放った。 ボォォォ! 轟音が、私を包む。 ぐ、はぁぁぁ! 凄い圧力…が! 至近距離は、きついぞぉぉぉ! 「博士!」 サファの叫び声が響く。 なんとか…脱せねば。 しかし、目が刺激されすぎてしまっている。 タマーネギの風の直撃を受け、目がタマーネギの汁で満たされてしまった。 高速飛行を行い、タマーネギの蒸気を風として、激しく目に受けてしまった。 目がほとんど開けられないぞ! 風から逃れるため、高速飛行をしようにも、視界が悪く、厳しいと感じる。 そして、また、蒸気を風として目に受けることになるのだ。 墜落は、まぬがれない。 そうしたら、再び、風が私を襲うだろう。 くっ。 脱することが出来ない。 他に何か、手はない…のか。 他に、手は…。 私は、開けづらい目を無理矢理開け、顔を上げた。 私の涙でぼやけてしまったジイールの姿が、すぐそばに、あった。 ジイールに…、 頭から突っ込むか。 私の体を、弾丸として飛ばす。 足に粒子が付着したままだ。 そして、この距離。 気付かれることなく、ぶつけることが出来るかもしれない。 勢いよく、ぶつければ、打開が…出来る。 しかし、気付かれたら、ヤバい。 レプリカの剣とはいえ、尖っているのだ。 とてつもなく痛い目を見ることになる…ぞ。 だが…、 それ以外に方法がないように思える。 このままでは、やられてしまうだけなのだ。 決死の覚悟で…飛ぶ! 私は、照準を合わせるべく、泣きながらジイールを見た。 そして、足の粒子を操作し、飛ぼうとした。 …? 飛びかかった体を、私は止めた。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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