忍者ブログ
50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



狙われた未来予測システム第146話…タマーネギの風…5



「僕は残酷だよ。


君がうなずかないからさ。


至近距離から、タマーネギの風が、吹きつけるよ!」


ダッ!


ジイールは言うと同時に、私に向け、走りだした。


そして、私の1m程手前で止まると、


剣を私の背中にかざし、タマーネギの風を放った。


ボォォォ!


轟音が、私を包む。


ぐ、はぁぁぁ!


凄い圧力…が!


至近距離は、きついぞぉぉぉ!


「博士!」


サファの叫び声が響く。


なんとか…脱せねば。


しかし、目が刺激されすぎてしまっている。


タマーネギの風の直撃を受け、目がタマーネギの汁で満たされてしまった。


高速飛行を行い、タマーネギの蒸気を風として、激しく目に受けてしまった。


目がほとんど開けられないぞ!


風から逃れるため、高速飛行をしようにも、視界が悪く、厳しいと感じる。


そして、また、蒸気を風として目に受けることになるのだ。


墜落は、まぬがれない。


そうしたら、再び、風が私を襲うだろう。


くっ。


脱することが出来ない。


他に何か、手はない…のか。


他に、手は…。


私は、開けづらい目を無理矢理開け、顔を上げた。


私の涙でぼやけてしまったジイールの姿が、すぐそばに、あった。


ジイールに…、


頭から突っ込むか。


私の体を、弾丸として飛ばす。


足に粒子が付着したままだ。


そして、この距離。


気付かれることなく、ぶつけることが出来るかもしれない。


勢いよく、ぶつければ、打開が…出来る。


しかし、気付かれたら、ヤバい。


レプリカの剣とはいえ、尖っているのだ。


とてつもなく痛い目を見ることになる…ぞ。


だが…、


それ以外に方法がないように思える。


このままでは、やられてしまうだけなのだ。


決死の覚悟で…飛ぶ!


私は、照準を合わせるべく、泣きながらジイールを見た。


そして、足の粒子を操作し、飛ぼうとした。


…?


飛びかかった体を、私は止めた。







プロフィール

HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
広告

最新CM

[10/16 ナイキ スパイク]
[03/20 Lapua]
リンク

検索順位アップなら相互リンク∞
オススメのネットバンクは?
@相互リンク
三度の飯よりアルバイトが好き!
楽しく学べるおケイコでスキルもアップ
人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう
ウソのような世界のおもしろ法律これホント?!
相互リンクサーフ
FX(外国為替証拠金取引)
各FX会社の比較からシステムトレードまで、初心者向けのFX情報サイト。



参加ランキング

50億年後の未来には、ランキングサイトと呼ばれるものがあるようだ。
人気ブログランキングへ
アフィリエイト
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
他の作成中ブログ


更新情報

ブログ変更情報

高級外車型光学式マウス
少し、変更した。
(2012/10/24)
広告