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50億年前の地球で、未来を予測出来るシステムが開発されていた…。
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テーブルに向かいながら私は思う。 残る3本の足も外れ、飛んでくる恐れがあることを。 細心の注意をして近付く必要があるぞ。 テーブルの方を見ると、足を1本、私に向け、上げている。 放つつもりだな。 来るならば、来い。 避ける準備が出来ているぞ。 そう思った時だった。 「博士! 背後の、壁に刺さった足が振動しています!」 サファが叫んだ。 「振動?」 私が、なぜかと考えようとした時、 ズ…ズ。 背後から、擦れる音が響く。 「足が壁から外れました!」 「何?」 私は、慌てて後ろを振り向く。 確かに足が外れ、宙を浮いている。 ヤバい感じがしてくる…ぞ。 私が不安な気持ちを高めた時、 ボシュ! シュ! 前後から、鋭い音が響く。 「足が2本、飛んできます!」 サファが私にとんでもないことを伝えた。 2本の足が、こちらに? 前後を確認すると、確かに向かっていることが分かった。 挟み撃ちにされたぞ! 避けねば! しかし、ここは狭い通路…。 横に避けたら、どちらかが当たりそうだ! 私は、慌てて足に粒子を集め、飛び上がった。 シュ! シュ! そのすぐ後、私の下を2本の足が、風を切る音を放ち、通り過ぎた。 よし! 避けられたぞ! そう喜んだ時だ。 ガァン! 私の頭に音が響いた。 「が、はぁ!」 そして、口から声が漏れた。 頭を天井にぶつけた…? しまった…。 焦って、注意が必要だということを忘れていた…ぞ。 私は、自分の愚かさを感じながら、落下するのだった。 コメントを投稿する
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HN:
コード
性別:
男性
職業:
博士
趣味:
開発
自己紹介:
未来予測システムを作ってしまった…。50億年後の地球がどうなるのか調べることが可能になったぞ。
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